※日曜・祝日は休診となります。
2017年 8月 の投稿一覧
パンダの歯
皆さんこんにちは、院長の秋山です。
夏休みが終わり、子供達は新学期が始まりましたね。
お母さんたちは、正直ほっと一息という感じでしょうか。
今年は上野動物園にパンダの赤ちゃんが生まれ、話題になりましたね。
夏休みにお子さんと一緒に動物園に行かれた方もたくさんいらっしゃることと思います。
さて、パンダの大好物といえば硬い竹や笹ですが、私たち人間には到底食べる事ができませんよね。一体彼らの歯はどのようになっているのでしょうか?
パンダは生後3ヵ月頃に乳歯が生え始め、4ヵ月頃になるとお母さんの真似をして竹をかじったりしますがまだ食べることはできません。7ヵ月頃になると乳歯から永久歯に生え替わり始めます(これは人間と同じですね)。そして永久歯が生えそろうとようやく本格的に竹が食べられるようになるそうです。
人間の歯は親知らずを含めて全部で32本ですが、パンダの歯は生えそろうと42本もあります。
また、パンダの奥歯は人間の奥歯の7倍もの大きさがあり、扁平で幅の広いかたちをしているため、頑丈な歯と強力なあごによって硬い竹でも砕きながら食べることができるのです。
ですが主食となる竹や笹はあまり栄養価の高い食べ物ではありません。パンダはそれを一日10~15kgも食べますが、糞の量は食べた分の約80%にもなり、栄養として吸収されるのはわずか17%ほどと言われます。動物園に行くとゴロゴロと寝転がっていることの多いパンダですが、これはエネルギーを節約するためなんですね。
起きている時はムシャムシャと竹を食べ、食べ終わったら横になって体力温存。
なんとも羨ましい生活ですが、「肉食目クマ科」であるパンダが竹を食べるようになったのには少し悲しい理由があるようです。
パンダは争い事が苦手な優しい動物のため、天敵やエサの競争を避け、さらには増加し続ける人間に生息地を追われたこともあり、中国山岳地の奥地で生活するようになりました。冬眠をしないパンダが冬でも1年中枯れず豊富に食べることができたのが『竹』や『笹』だったのです。
もともとお肉も食べる雑食系の動物が、優しい性格から消化吸収のあまり良くない食べ物を選んでいたことを知って少しかわいそうな気がしますが、ちょこんと座って細い竹を自分の手で上手に食べる姿は今まで以上に愛おしく見えてしまうんでしょうね。
しばらく動物園には行っていなかった私ですが、懐かしくなってきたので近々行ってみたいと思います。皆様も足を運んでみてはいかがでしょうか。
◇当医院は保険事業に協力しております◇
◇当院は保健事業に協力しております◇
水戸市保健事業 担当課 水戸市保健センター
妊婦歯科健康診査 ◇ 実施期間 平成28年7月1日より通年
対象者 妊娠16~27週の妊婦 (体調が安定している時)
※詳細は水戸市保健センター 保健係 歯科担当 (☎ 029-243-7311) まで
水戸市 「歯周病検診」 ◇ 実施期間 平成29年6月15日~平成30年2月28日
※詳細は水戸市保健センター 健康増進係 (☎ 029-243-7311) まで
茨城県歯科医師会 フッ化物応用協力歯科医院
フッ化物の応用法には、フッ化物歯面塗布、フッ化物洗口、フッ化物配合歯みがき剤のしようなどがあり、これらの方法を組み合わせて継続的に行うことで、歯の質を強化し、むし歯予防の効果があります。
茨城県歯科医師会は、県民の皆様の生涯を通じた歯と口腔の健康づくりのため、フッ化物応用の普及を積極的に進めます。
詳しくは当院にご相談ください。
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茨城県歯科医師会 フッ化物応用協力歯科医院
フッ化物の応用法には、フッ化物歯面塗布、フッ化物洗口、フッ化物配合歯みがき剤のしようなどがあり、これらの方法を組み合わせて継続的に行うことで、歯の質を強化し、むし歯予防の効果があります。
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詳しくは当院にご相談ください。
webからの予約ができたので良かった
K . T さん 30代 男性 webからの予約ができたので、休日明けに歯科の予約に電話をかける必要がなく、心理的に負担が少なかった。痛みが強い時期に集中して診療してもらえて、安心した。内容の説明も分かりやすく、今後の見通しが分かって、安心した。
虫歯と知覚過敏、痛みの違いは?
皆さんこんにちは、院長の秋山です。
梅雨も明け、本格的な夏がやってまいりました。
気象庁では夏の最高気温は2014年から毎年更新されていると言われています。地球温暖化でこのまま毎年気温が上昇していくことを想定すると、数年後の夏はどのように過ごしていけばいいのか不安になるこの頃です。
そんな暑い夏、冷たいアイスや飲み物などを食べる機会も増えてきます。みなさんはそんな時、突然歯がキーンとなる痛みを感じたことはありませんか?
キーンとした痛み、できれば起きてほしくない症状ですが、その痛みが虫歯なのか知覚過敏なのかを判断するのは難しいですよね。(※知覚過敏とは歯ブラシの毛が触れたり、冷たい食べ物や風が吹いたりなどで感じる一過性の痛みのことです)
それでは虫歯の痛みと知覚過敏の痛みにはどのような違いがあるのでしょうか。
先ほどお伝えしたとおり知覚過敏の痛みは一時的で、歯みがきの時や冷たいものや熱いものを食べた時にシミます。左右の前から3~5番目の歯に起きやすい傾向にあり、確かめるように痛む箇所を爪で弾いたりしても痛くはありません。
また、虫歯の痛みは初期の段階では甘いものや冷たいものがシミやすく、進行するにつれ熱いものもシミるようになり、症状が悪化すると何もしなくても慢性的に痛みが続きます。主に歯ブラシが届かない箇所に痛みが起こりやすく、痛む歯を爪で弾くとひびいて痛みます。
このように虫歯と違って知覚過敏は一時的な症状なのであまり大したことはないと思われがちです。でもそういった症状が続くとなかなか辛いものですよね。
いずれにしても目に見えない歯の症状、痛みがないと忘れてしまいがちですが、自己判断せずに定期的に健診を受けることをおすすめいたします!
夏季休診のお知らせ
8月11日(金)~8月15日(火) 夏季休診となります。